睡眠時無呼吸症候群

　いびきは健康の大敵です。極端に言うと生命の危機でもあります。しかし、いびきは改善でき、原因が分かれば治療も可能です。

　基本的にいびきは仰向けで寝たときに起こります．睡眠により緊張で緩んだ軟口蓋や舌根が下方に垂れることで、呼吸の通り道である上気道が狭くなります。狭くなった上気道を空気が通るときに起こる振動がいびきです。睡眠時に呼吸停止する方は睡眠時無呼吸症の可能性があります。

　当院での治療法のひとつは、マウスピースのようなスリープガードを装着することです。スリープガードを装着すると下顎が前に出て、舌が上がり、気道が広がり呼吸しやすくなるためいびきが改善され安眠できるようになります。（効果には個人差があります）

　スリープガードは保険適応ですが、医師による診断書が必要になります。費用はおよそ１万円になります。